以前までは、Windowsのブラウザといえばインターネットエクスプローラーが大きなシェアを占めてました。ところが、最近では、FirefoxやChrome、Safariなどのさまざまなブラウザがシェアを伸ばしてきています。こちらのページで検証しています。
IE9では、それらのブラウザのメリットを認識し、使い勝手やパフォーマンス、セキュリティを考慮し改善されているようです。
尚、Windows 8のIE10(デスクトップ用の)の操作方法もIE9と同じですので、ご参考にしてみて下さい。
「Internet Explorer 9(IE9)」は2011年4月26日にInternet Explorerの最新バージョンとして日本語版が正式にリリースされました。尚、全世界でのIE9のリリースは3月12日でしたが、日本では東日本大震災の影響で延期されていたようです。
IE9をサポートするWindowsは(Windows Serverは除いて)、Windows VistaとWindows 7(32ビット版及び64ビット版)で、Windows XPは対象外です。
Windows XPにはインストールすることは出来ません。
現在、販売されているWindows 7のパソコンにはIE9はインストール済みですが、IE9がリリース前に購入したWindows 7のパソコン及び、Windows Vistaのパソコンの場合はダウンロードする必要があります。
こちらからダウンロードして下さい。言語、日本語からWindowsのバージョンを選択してダウンロードをクリックします。
IE8よりも高速化されています。約18倍の高速化と謳われています。テキスト、ビデオ、グラフィックがGPUによって高速化されるためだからだそうです。
また、インストールにかかる時間も短くなっているそうです。
最新の標準規格であるHTML5やCSS3に対応しました。これらの規格は既にFireFoxやChromeでは採用されていました。HTML5やCSS3で作られたウェブサイトでは制作者の表現力を高めることができ、また、ファイルサイズが小さくなることから動作が軽くなります。
大変にシンプルなデザインとなっており、初期段階では必要最低限な機能の項目しか表示されません。
@ 戻る。長押しすると、履歴一覧がドロップダウン表示されます。
A 進む。同様に、長押しすると、履歴一覧がドロップダウン表示されます。
B 「ワンボックス」という機能。アドレスバーと検索窓が一体化している。
C 検索。
D リロード、再読込。
E 履歴閲覧。
F 読み込み中止。
G タブ。IE8ではアドレスバーの下にあったが、ここだとタブが増えると見づらい。
H ホーム。インターネットを開いた時のスタートページに戻ります。
I お気に入り(フィード、履歴)。
J ツールメニュー。
新たな機能が追加されました。
1.追跡防止
追跡防止機能とは、サイトを閲覧しているユーザはどのページを見ているのかというプライバシーを保護する機能です。
2.ActiveX フィルター
信頼できるサイトのみ、ActiveX コントロールを許可することが出来ます。
3.ドメインの強調表示
詐欺的なサイトを回避するための機能です。アドレスバーでドメインを強調表示することにより、正しいアドレスであるか否かが確認出来ます。